本日、ノーベル物理学賞受賞者発表。
先ほど、ノーベル賞のオフィシャルサイトでライブ中継が行われていたが、YouTubeでもあげられていた様だ。結果は、IPMU&Caltechの大栗先生が、朝日新聞のWEBRONZAで予想していた通り、Higgs粒子に関わるお二方が受賞された。
エディンバラ大学のピーター・ヒッグス教授
ブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール教授
おめでとうございます。
ブラウト-アングレール-ヒッグス機構という理論を提唱、特にヒッグス教授はヒッグス粒子を予言した事で、今回の最有力候補だった様だ。このうちブラウト氏は亡くなっており、お二方に決まったという事である。
決め手は、やはりCERNのATLASとCMSでのヒッグス粒子検証である。去年の新粒子発見の話題から約1年、最近になってヒッグス粒子の存在が確定し受賞に至った様だ。
CERNの加速器による、ヒッグス粒子の発見と言う事では、日本の優れた技術が非常に重要な役割を果たしている事も見逃せない。
素粒子論の標準模型の正しさが証明された受賞、自分は学生時代の気分を思い出して高揚している。これでますますこの分野の勉強をしてみたいと思う気持ちが深まって来た。
物理学というのは、やはり魅力的である。