昨日は定例となった、OpenCAEの勉強会に参加した。
今年最初の勉強会である。
現在の就業先に移ってもうすぐ1年になるが、去年の3月から流体解析の業務に携わる事になり、大学の先輩からの情報もあって、この勉強会に参加している。去年何度か参加したが、なかなか話の内容を理解するまでには至っていない。まずは流体の基本的な所を学習する事と、計算機に関する知識を増やす事だろうか。
いつもの様に新宿の株式会社イーエスアイさんのセミナールームにて、輪講と話題提供、ピザパーティーの3部に別れて開催される。輪講は、数値流体力学のテキストをベースに世話人の方が、解説をする形で進めている。今回から、ようやく有限体積法の内容に入ったが、やはり予習が不完全でもう少ししっかり予習をして行く必要がある事を強く感じた。昨年末まで、計算力学の試験勉強をやっていたため、こちらのテキストが手つかずになっていた事もあり、なるべく一日のうちに少しでも時間を見つけて継続して勉強したいと考えている。
輪講では、構造解析と有限要素法の特徴なども言及されて、久しぶりに以前の業務の復習になって良かった面もあった。流体の知識を充実させる事はもちろんだが、構造についてもたまには思い出して、知識の確認をする時間をとる必要があるだろう。
話題提供の時間では、最適化の話の中で圧力損失を最小にする形状最適化ツールの話が興味深かった。ダクトの通気抵抗などの計算業務を行っているので、一度この最適化についてじっくりと調べてみたいと思う。皆さん、非常に豊富な情報を持っておられるのだが、その内容は多岐にわたるので、自分としては完全に消化不良になっているのが悔しい。
まずは、何か自分と一番近い所から少しずつ知識などを積み重ねて行くしかないのかもしれないが...。未だにOpenFOAMインストール計画も頓挫しているので、まずは使ってみなければ始まらない。わかってはいるのだが...。どうも日々の業務から帰宅すると、ボーっと過ごして解析ソフトに触る気力も湧いて来ない状態なので、まずはここから改めるか...。
なるべく、こうした勉強会に参加して刺激を受け、行動する様にしよう!
毎度おなじみ、高速バスでの帰宅。
