8月に申し込んだ、計算力学技術者認定試験の標準問題集が今月に入って送られてきた。
今年は、振動分野の認定試験を受験するために頑張っている。去年の10月に日立に移動となり、それまでの流体分野から耐震解析の業務をやるようになった。振動関係は、10年ほど前に実家から通勤していた頃、大手自動車会社でギアノイズの解析をやっていたのを思い出す。
解析コードはNASTRANとSYSNOISE。NASTRANで固有値解析と周波数応答解析を行い、振動源の境界要素モデルを作ってNASTRANの結果をもとにSYSNOISEで音圧を解析するというものだったと思う。現在は地震なので、床応答スペクトル解析と地震力による静解析がメインである。
振動分野の認定試験はかなり新しく、4年前にできたばかりではなかったか。振動分野が始まった次の年に、初めて個体分野の試験を受け、認定資格をいただいたのだった。
今の業務を継続する上でも、今回の受験は良い経験になると思うので、標準問題集を目一杯活用して勉強したい。個体分野では、問題集を解き始めた頃、問題が難しくて本当に試験に受かるか不安だったが、毎日問題を解くことで有限要素法や材料力学の面白さがわかってきた。
今回も、やはり難しい問題が多いが毎日解くことで面白いと思えるようになると期待している。
年末の試験まで約3か月、気合を入れていこう。