今日から5月、しかし、いつもとは違う意味合いを持つ月初めだ。
本日、徳仁親王が即位され、新しい天皇となられた。元号も「令和」と改められ、新しい時代が始まる月初めでもあった。
僕といえば、今年も去年と同様に、京都で剣道連盟の演武大会を見学するため、前日から宿に入っている。今年は去年と違って、今日5月1日に即位の礼があるからかわからないが、非常に宿代が高い。どうしようか迷ったが、結局来てしまった。こんな風に例年と変わらない感じで、時代の変わり目という歴史的瞬間を過ごすことになるとは、予想もしていなかった。
先月で「平成」の時代が終わり、「令和」の時代が始まった。「昭和」から「平成」に変わった頃、僕はまだ大学生だったが、昭和天皇が崩御されたことによって時代が変わったため、世の中は自粛ムードで暗かったのを覚えている。今回は、陛下がその公務を執行するのに、満足な状態が維持できないと危惧されたことから、天皇を譲位することで「平成」は終わったため、最後は各地で様々なイベントが催されるなど、とても楽しい雰囲気の中で改元が行われたように思う。
陛下の年齢から考えると、いつかは僕ももう一度改元の時を迎えるとは思っていたが、「平成」に改元された頃のことを思うと、もっと遠い未来の話で、実際こんな雰囲気の中で新しい時代を迎えるなんて想像もしてなかった。
今日から令和元年、気持ちを新たに平成時代にできなかったことに、まだまだ挑戦してみたい。