CAEな日常

10月になった。
最近、全くブログを見ていなくて、更新は1年ぶりだろうか。
現在の会社に入社して13年が過ぎた。もうそんなに勤めていたのかと時が経つのが非常に早く感じられる。13年前にここ横浜で入社試験を受け、採用されてから結構いろいろな就業先で業務経験をしたものだ。ほとんどが解析だが、半年ほど設計と進捗管理の業務をしたこともあった。
現在の就業先も今月また契約延長となり、3年半になる。このまま定年まで就業させていただければありがたいと思っている。今の職場は割と自分に合っているようで、前の会社から入社当時のことを思うとかなり恵まれた環境になったものだと思う。
一時期は出勤するのが苦痛で仕方がないこともあったが、この会社に入社してからは無事に業務を遂行することができている。定年も間近になってきてしまった。
とりあえず、また新たな気持ちで業務に取り組もう。

10月を迎えて現在の会社に入社してちょうど12年が過ぎた。
今は、2年半前から就業先となった横浜の会社で就業している。派遣先会社も今月更新となり、しばらくは継続して就業できることになった。しかし横浜へ来てもう2年以上とは、時間の経つのは早いものである。まあ、とりあえず定年まで継続できれば良いのだが...。
12年前、ちょうど横浜のランドマークタワーで面接を受けて入社が決まり、その後宇都宮、伊勢崎、日立と北関東を巡ってきて、横浜に戻ってきたというところか。就業先での業務内容はほぼ一貫して構造解析関係の業務だったが、それでも10年以上もやっていると色々新しいことが出てくるものである。現在の就業先でもこれからまだ未体験の仕事が出てくるかもしれない。
とりあえず今後もスキルアップを心がけよう。

本日の牡蠣。一時期コロナ禍で外食してなかったが、最近はオイスターバーにも行くようになったな。

今年もノーベル賞受賞者の発表の時期となった。
理系ブログを書いておられる「とね」さんから受賞発表がネット配信されていると教えて頂いてから、毎年この時期の配信を楽しみにしている。ネット配信を視聴しだしたのは、2013年の受賞発表からだったか。その年はHiggs粒子に関するテーマでPeter Higgsさんが受賞されたことを覚えている。

今年は量子力学の基礎的なテーマで、量子もつれによるベルの不等式の破れを示し、量子力学が情報理論であることの先駆的な研究となったものについて受賞となったようだ。

Alain Aspect
John F. Clauser
Anton Zeilinger

の3先生方、おめでとうございます。

Aspect先生の名前は、量子力学の話で良く聞いたが、元々はEinsteinと同じ考え方で、実験結果は自分の予想を裏切る結果となったと聞いたことがある。さしずめ光の速さを測定した、MichelsonとMorleyの量子力学版といったところだろうか。
Zeilinger先生は発表時のインタビューでも答えておられたように、量子力学は情報理論だとのお考えのようである。
Clauser先生については名前を存じ上げなかったのだが、Twitterを眺めていたら、東北大の堀田先生が、有名なFeynmannにボロクソ言われた人だとのtweetがあり、自分の信念に基づいてコツコツ研究してきた方なのかなと想像した。そういえば、Feynmannは色々な人をボロクソに言っているみたいだが...。

しばらく前から量子論には興味を持っていて、大学時代に手をつけられなかったことを少しずつ勉強していこうと思っている。量子力学は自分には難しかったのかのかもしれないが、今更ながら学生時代にもっと原子物理学関係に力を入れていれば良かったかなと思うこの頃である。

10月が始まった。
今月で、現在の会社に入社してから11年となる。昨年は10年の節目で永年勤続の表彰を受けたが、また新たな気持ちで仕事を続けたい。昨年から横浜で就業しているが、11年前にランドマークタワーで面接を受けたことを覚えている。
あれから宇都宮、伊勢崎、日立、大和、日立と場所を変え、いくつかの就業先を回ったが、なんだか最初に戻ったみたいな感じだ。この11年間色々あったが、今の会社に入ってこうしてやってこれたことで、本当に良かったと思う。入社当初は仕事が嫌で、自分の能力に自信が持てず悩んでいたが、就業を重ねるにつれてある程度自信もついてきたと思う。
とりあえずは、現在の就業先で定年までは勤めたいと思う。

コロナ禍前には、趣味で杖道をやっていたが、先ごろ杖の師が逝去されたとの連絡を受けた。このご時世にまた悲しい知らせが来たかと思ったが、静かに故人を悼みたいと思う。

今日は、3月11日。

11年前の今日、あの東日本大震災が起こった。すでに11年がたったが、あの時のことはまだ印象に残っている。去年、横浜に移動してから1年がすぎたが、あの11年前も横浜にいた。
ちょうど仕事の最中だったが、ゆっくりとした大きな揺れだったのを覚えている。
まだ、自分の住んでいた土地に戻れない人もいると聞くが、早くそういう方々が戻れるようになることを望む。

1年に一度だが、あの時のことを思い出して追討したい。